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余りの風 / 堀江 敏幸

余りの風

  • 著者:堀江 敏幸
  • 出版社:みすず書房
  • 装丁:単行本(320ページ)
  • 発売日:2012-12-04
  • ISBN-10:462207740X
  • ISBN-13:978-4622077404
内容紹介:
「本書『余りの風』は、十数年前に刊行した『書かれる手』とおなじく、さまざまな媒体に発表した批評的な散文をまとめたものだが、両者を貫く細い自問の線の質は変わっていない。文芸時評のよ… もっと読む
「本書『余りの風』は、十数年前に刊行した『書かれる手』とおなじく、さまざまな媒体に発表した批評的な散文をまとめたものだが、
両者を貫く細い自問の線の質は変わっていない。文芸時評のような顔はしているけれど、
分類を拒み、既成の枠からはみ出そうともがいている書法じたいに、あってない、ないけれどあるはずの盲点をこそ
言葉のうちに探ろうとするはかない夢の痕跡が、すでに見て取れる。」(あとがきより)

数々の文学賞を受けて来た堀江敏幸が、自らを育み、力を与えた書き手を読み込む。
作家ならではの触感と、作品の深みに入って行く理路によって、読者はそれぞれの書き手の大切な部分に気付かされる。
文学の先達、多くは「会えなかった人たち」に向けられたエッセ・クリティック。
「余りの風を浴びながら、私はこれからも読み、書きつづけるほかないだろう
――風音の裏側にかすかな「こだま」を聴き取ることのできる、その一瞬の空白に向かって。」
近年最良の文芸評論集と言っても、過言ではない。

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