1『老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む?』(中央公論新社)
コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


わたしもテレビ朝日で放映されてる「ほんパラ!関口堂書店」の店員になってみたい。近頃訳出あいなった『ナボコフ短篇全集Ⅰ・Ⅱ』(作品社)を取り上げて、ゲストの釈(由美子)ちゃんに「なんかぁすごぉくおもしろ…


女性同士の連帯と「ケアの倫理」「ノンストップ・ノワール小説!」と帯に記された本作は、コロナ禍に伴走するかのような新聞連載小説だった。かつてない疾走感に後半の祝祭感もあいまって、押し流されるように一気…


理知のむこうを探求する試みソ連初期のダニイル・ハルムスという奇妙な作家の作品集である。二〇一〇年に刊行された本の増補改訂版。ハルムスはもともと一九二〇年代末にレニングラード(現サンクトペテルブルク)…


『刑務所のリタ・ヘイワース』(『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編』(新潮社)収録)もしも、人生これからだっていう、たとえば二五歳とかそんな年齢で、してもいない殺人罪に問われて刑務所に入れられ、そこで一…


西暦一七九八年、オスマン帝国支配下にあるカイロ。ナポレオン率いるフランス艦隊がエジプトに攻め込んでくるものの、旧態依然の騎馬兵から成る軍隊では勝ち目がない。それを察した万能にして眉目秀麗(びもくしゅ…


脆くはかない人間の生の輝き母が作り出した閉塞的な環境で、子どもたちはどのように生き、育つのか。小川洋子の長編小説『琥珀のまたたき』は、その環境での日々とやがて訪れる崩壊を、何かを糾弾する視点からは離…


『変目伝』ヘメデン?! 思わず私は聞き返した。ニカ月ほど前、ある雑誌の仕事で久世光彦さんにお会いしたときのことだ(ALL REVIEWS事務局注:本書評執筆時期は1996年頃)。久世さんが「広津和郎のおとうさんの広津…


「幻の名著」が読まれるべき時代が来た一八二七年の夏、まだ十代半ばの純真な二人の少年が小高い丘から町を見渡していた。「太陽は沈みかけ、教会の丸屋根がそこかしこに輝き、町は山の下にどこまでも果てしなく広…


年齢とは何か、独特の哲学2篇を収める。中でも年齢について書かれた「ネンレイズム」のほうに心動かされた。 冒頭はこう。こんにちは、私は年齢愛好家の村崎紫です。年齢愛好家って、何? 村崎紫は「むらさきゆ…
