1『ヤクザが消えた裏社会』(筑摩書房)
著者はヤクザの研究が専門で「暴力団博士」の異名をもつ。≪貧しい家庭に育ち…小学校にはほとんど登校≫せず、盛り場をうろつく≪不良になっ≫た。でもヤクザにならず二七歳で大学に入学。卒業後苦労し、大学院で犯罪社…


著者はヤクザの研究が専門で「暴力団博士」の異名をもつ。≪貧しい家庭に育ち…小学校にはほとんど登校≫せず、盛り場をうろつく≪不良になっ≫た。でもヤクザにならず二七歳で大学に入学。卒業後苦労し、大学院で犯罪社…


アメリカはなぜ、どのようにイスラエルを支援してきたのか。米国とイスラエルの「特別な関係」の背景を包括的に描き出した新刊『アメリカはなぜイスラエルを支援するのか』から、序章の内容を再編集し、公開いたし…


孤独を抱え、流転していく六月、六十五歳で亡くなった小田嶋隆が遺(のこ)した本書は、掌編小説集だった。稀代(きだい)のエッセイストならではの毒やロジックの魅力は影を潜めて、絶望的な状況でも生きていく人…


コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


あんまり例のない、面白い趣向の小説だ。時代は江戸の終わりから東京オリンピックの昭和三十九年前後まで。場所は巣鴨に始まり千駄ヶ谷に終わる、二十三区内の九か所――。時と所を変えて九つの東京物語が語られてゆ…


今、日本に江國香織的なモノローグ小説が蔓延している。江國的小説世界には、多くの場合、易しい言葉の連なりで、いかにも意味深な何か(本当はそんなものどこにもないかもしれないのに)を伝えんとする〈私〉がい…


戦争、思索、意識を変える場への軌跡和田博文編『パリと日本人 近代文学セレクション』は、四章からなるアンソロジーの構成によって編者の批評的視点を明確に示しながら、読者を飽きさせない読みものにしあがって…


古今東西の歴史に精通する博覧強記の歴史家による読書案内。国際関係史と中東・イスラーム地域研究を専門としながら、近著に『将軍の世紀』上下(文藝春秋)を出したことからも、見識の深さが感じられる。通称「ア…


偉大な寄り道のエッセー保坂和志さんのエッセイには、小説家の中の混沌を説明しようとする姿勢が見えて、こちらもちょっと身構える感じがあった。この新刊のエッセイにはその気配が薄い。デイヴィッド・リンチの映…


凄い本読んじゃった。キアラン・カーソンの『琥珀捕り』。A~Zまでを頭文字にとったタイトルからなる全二十六章で構成されていて、その中身はといえばウンチク一色なんである。バカは読んでくれるなとばかりの衒学…
