1『老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む?』(中央公論新社)
コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


『気晴らしの発見』(新潮文庫)を読みながら、私は、あのときの青空をたびたび思い出した。十年ほど前、体に異変があり、深刻な病気ではないかと心配になったことがあった。病院であちこちの検査を受け、その結果…


×月×日パスカルは『パンセ』で「人間は、屋根葺き職人だろうとなんだろうと、生まれつき、あらゆる職業に向いている。向いていないのは部屋の中にじっとしていることだけだ」(拙訳)と語っている。荒俣宏も『すぐ…


緻密な構築で独特の世界エシュノーズの小説を心待ちにしている読者は、決して数多いとは思えないけれど、緻密(ちみつ)に構築された彼の小説世界は、とても魅力的だ。フランスでは三年前に出版されていた本書も、…


秩序が崩壊した時代の喧噪現代日本の観客は、総じて大人(おとな)しい。気に染まぬ舞台を観ても、じっと黙って耐えている。 ところが、16世紀後半、スペインには劇場を喧噪(けんそう)の渦と化すモスケテーロと…


小説への心意気感じる作品今年の文藝賞受賞作。著者も言うとおり、公園は不思議な場所だ。人々はいちおう一つの場に集結しているのだが、皆やっていることが違う。生活水準も服装もバラバラだ。 でも、小説は公園…


ジェフ・ニコルス『真実の愛』を読む『悪女(わる)』の新刊を買いに本屋に行ったら、レジに『真実の愛』(ジェフ・ニコルス著、三枝靖子訳、ラインブックス)が積んであった、へえ、と思った瞬間、わたしの手はそ…


≪英語の意味を正しく理解する≫英文読解より、英文≪鑑賞≫のほうが大事。≪「上手いこと言うなあ」と、思わずニヤッと≫できたら、楽しくて身につく。とても正しい。だから英語の本をまる一冊読んでみましょう。その準…


アメリカはなぜ、どのようにイスラエルを支援してきたのか。米国とイスラエルの「特別な関係」の背景を包括的に描き出した新刊『アメリカはなぜイスラエルを支援するのか』から、序章の内容を再編集し、公開いたし…


橋本治氏は思いのままに文体を操る。24色のクレヨンのようだ。どんな時代のどんな人生でも描けてしまう。創作がとても職人的な仕事なのだ。人間という生き物に洞察と哀惜と諦念の混じった眼差(まなざ)しを注ぐ。…
