1『老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む?』(中央公論新社)
コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…


歩み、言葉、時間…日常に潜む人間関係今はもう会えなくなってしまった人と最後に会った日のことを思い出すと、その日が最後になるとちっとも思っていなかった自分を呪い始めるが、その手の呪いは誰もが持っている…


私が機械の中に存在する? 哲学VS科学少し遅ればせの書評になったことを御詫(おわ)びの上で、大変面白く読んだことをお伝えしたくなった。一方は長年哲学の立場から人間の意識を相手に苦闘してこられた碩学(せ…


奇想天外、政治的な寓話舞台は「架空の港町」と呼ばれる、とある島。そこでは、町長の意向を受け、主要産業を漁業から観光に変えて、花畑で育つアゲハチョウをその目玉にしている。ゆえに、アゲハを捕食する海鳥は…


×月×日原体験的な疑問から出発したオリジナルな労作といえば、佐川美加『凸凹で読みとくパリ水に翻弄されてきた街の舞台裏』(学芸出版社二〇〇〇円+税)も挙げなくてはならない。 「なぜ、ノートル=ダム大聖堂は…


東海林さだおさんのことを書きたいのだが、まず私自身の話で失礼してしまう。おまえの話なんか聞きたくないわいと思うかたも多いだろうが、だいじょぶ、すぐに済みます。ちゃんと話はつながるように持って行くから…


卒論を書くと、学生と大学にとってどういうイイことがあるのか?卒論は学生と大学双方にとって相当面倒なものにしか思えない。なぜ、こんな大変なものに、互いの貴重な時間と労力を割かなければならないのか…。論…


なんだよなんだよ肩すかしだよ肩すかしだよ、なんだよ肩すかしだよの一億光年倍だよっ!いえね、本多孝好の『真夜中の五分前』の話なんですけど、これが、あなた、〈side-A〉〈side-B〉ってな薄っぺらな二冊に分か…


スパイ小説、語りに仕掛けオックスフォードの元教員ペリーは彼の恋人で弁護士のゲイルと訪れたカリブ海のリゾート地で、ロシア人の富豪ディマからテニスの試合を申し込まれる。だが、武装した護衛に守られ、5人の…


いま風の仕かけで「古代の娯楽」再生その昔、岩波文庫を古代から順に読破しようと思いつき、呉茂一訳『オデュッセイアー』でさっそく挫折した。全二十四巻一万二千余行あって、これが文学の基とされる本場ヨーロッ…
