1『もっと! : 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』(インターシフト (合同出版))
欲することに別れを告げて幸福を得る人はなぜ熱愛に陥り、一年もすれば冷め、場合によって、アルコールや薬に依存し、新奇なものを追い求め、移民し、起業するのか。本書は以前から報酬系として知られた脳内のドー…

欲することに別れを告げて幸福を得る人はなぜ熱愛に陥り、一年もすれば冷め、場合によって、アルコールや薬に依存し、新奇なものを追い求め、移民し、起業するのか。本書は以前から報酬系として知られた脳内のドー…
コロナが 「賃貸族」を再考させたはじめまして、みなさん。モトザワです。57歳、独身、子なし、住宅大好きな「住み道楽」のフリーライターです。いきなりですが、質問です。コロナは、あなたの生活を変えましたか…
楽しむ境地が生んだ動物言語学研究室鳥の言葉について、著者自身の研究史と研究結果が具体的にわかりやすく述べられている。じつに面白いので、多くの人にお薦めしたい書物である。ピーチク、パーチク、鳥が一体な…
バルガス=リョサ 混沌より秩序を?『緑の家』の制作をめぐるエッセー、『ある小説の秘められた歴史』の冒頭で、バルガス=リョサは、小説を書くことは順序が逆のストリップティーズであり、すべての小説家は控え目…
発見される個性、情報のブラックホール電子書籍を読むための端末が相次いで登場した20年ほど昔、「紙の本はなくなるのか」「紙と電子は共存できるか」といった議論が盛んだった。しかし、いまも書店には紙の本が並…
マリオ・バルガス=リョサ(Mario Vargas Llosa 1936- )ペルーの作家。短篇集『ボスたち』(1959)が最初の単行本だが、その次に出した長篇『都会と犬ども』(1963)が文学賞を受賞して、一躍脚光を浴びる。そし…
わき上がる世の濁り見つめ直す勇気月刊詩誌『ユリイカ』で「耳目抄」と題された竹西寛子の随想の連載がはじまったのは、一九七九年一月号。本書は第三〇一回(二〇一一年七月号)から第三三八回(二〇一六年八月号…
人間と文明に対する根本的な視座あたりまえのことだが、性欲の研究は人間にとって根本的に大切なことである。なぜなら、性欲がなければ人間は生じない。遠い話からはじめる。京都帝国大学文科大学・初代学長は狩野…
本書には、作家三島由紀夫が聖心女子大を卒業したばかりの正田美智子と見合いをしたのではないか、そこから発展して、もしその結婚が成就していれば三島は市ヶ谷の自衛隊で劇的な割腹自殺などしなかったのではない…
介護者の不足や老人ホームでの虐待に関する報道が続き、自身や両親の老人ホーム入居について、不安や迷いを感じる方も多いのではないでしょうか。メーター検針員としての就労記『メーター検針員テゲテゲ日記』で話…