わたしのペンは鳥の翼 / アフガニスタンの女性作家たち
わたしのペンは鳥の翼
  • 著者:アフガニスタンの女性作家たち
  • 翻訳:古屋 美登里
  • 出版社:小学館
  • 装丁:単行本(256ページ)
  • 発売日:2022-10-26
  • ISBN-10:4093567425
  • ISBN-13:978-4093567428
内容紹介:
アフガンの女性作家たちによる23の短篇集書くことがこんなにも強靭な抵抗になるなんて。この炎のような短篇集を読み、語り合うことで、彼女たちの命懸けの戦いにくわわろう。――柚木麻子早… もっと読む
アフガンの女性作家たちによる23の短篇集

書くことがこんなにも強靭な抵抗になるなんて。
この炎のような短篇集を読み、語り合うことで、彼女たちの命懸けの戦いにくわわろう。――柚木麻子

早急に、世界に届けられなければならない声がある。
そしてその声は、物語の力を借りて、何より強いものとなる。――西加奈子

どんなに過酷な現実が目の前にあっても私たちは描く。
ペンを持っている間だけ心は自由に空を飛べるから。――窪美澄

抑圧・蹂躙され口を塞がれた女性たちがペンを執り、鳥の翼のように自由に紡ぎ出した言葉の数々。女性嫌悪、家父長制、暴力、貧困、テロ、戦争、死。一日一日を生き抜くことに精一杯の彼女たちが、身の危険に晒されても表現したかった自分たちの居る残酷な世界と胸のなかで羽ばたく美しい世界。
アフガニスタンの女性作家18人が紡ぎ出す、心揺さぶる23の短篇集。

話し相手
八番目の娘
犬は悪くない
共通言語
遅番
世界一美しい唇
わたしには翼がない
巡り合わせ
なんのための友だち?
ダーウードのD
夢のてっぺんから転がり落ちる
防壁の痕跡
冬の黒い烏
銀の指輪
サンダル

ホルシードさん、さあ、起きて
わたしの枕は一万一八七六キロメートルを旅した
アジャ
赤いブーツ

ハスカの決断
エアコンをつけてくれませんか

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