『生き物の死にざま はかない命の物語』(草思社)
稲垣 栄洋
ベスト&ロングセラー『生き物の死にざま』、待望の姉妹編が登場!
涙なくして読めない科学エッセイ。
生き物たちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのだろう──
土の中から地上に出たものの羽化できなかったセミ、南極のブリザードの中、
決死の覚悟で子に与える餌を求め歩くコウテイペンギン…
生き物たちの奮闘と哀切を描く珠玉の27話。生き物イラスト30点以上収載。
【項目より】
●羽化をはばまれた夏─セミ
●ある夏の「こぼれ蛍」の孤独─ホタル
●氷の世界で数カ月絶食して卵を守り続ける父─コウテイペンギン
●一年半の子育てを繰り返す母グマと銃声─ツキノワグマ
●“幼稚園”での集団保育と、家族に囲まれた最期─ゴリラ
●化石から見えてきた恐竜たちの愛─オビラプトル
●大回遊の末にたどりついたどんぶり─シラス
ほかに、クジラ、ウナギ、チーター、ヒョウ、ウシ、コチドリ、渡り鳥、日本ミツバチ、
ブロブフィッシュ、カエル、ウスバキトンボ、クマケムシ、雑草、樹木、人間……などなど
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