内容紹介:

逢坂剛と川本三郎による丁々発止のやり取りが熱いサスペンス映画読本です。作家と評論家、立場は違えど、映画を愛する思いは共通のもの。　近年、日本未公開作を含むDVDのリリースが続くサス… もっと読む

逢坂剛と川本三郎による丁々発止のやり取りが熱いサスペンス映画読本です。作家と評論家、立場は違えど、映画を愛する思いは共通のもの。
　近年、日本未公開作を含むDVDのリリースが続くサスペンス映画ですが、ファンを惹きつけてやまない、その魅力の秘密はどこにあるのでしょうか。トーキー直後のギャング映画から、戦中戦後のハリウッドのフィルムノワール、1950〜60年代に一世を風靡したフレンチ・フィルムノワール、地味ながらも名作ぞろいのイギリスやドイツの犯罪映画まで、縦横無尽に論じます。誰もが知る名作だけでなく、知られざる傑作も多数登場します。
　また、マニア垂涎のプログラムやプロマイドやスチール写真も、巻頭のカラー口絵や本文中でたっぷりお見せします。その多くは逢坂＆川本コンビ秘蔵のもの。巻末には未公開作を含むサスペンス映画を網羅した作品リストを収録しました。装幀は映画監督や映画コラムでも名高いイラストレーターの和田誠が担当。

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