内容紹介:

2016年2月、ハンセン病家族原告568名により熊本地方裁判所に提訴された「ハンセン病家族訴訟」。本書は、ハンセン病家族たちからライフストーリーの聞き取りを重ねた社会学者たちが、裁判所に提出した「意見書」、法廷での「証人尋問」、そして判決後のことを一書にまとめたものである。原告の大半が匿名という、いまなお続く差別の実相を社会学の視点から明らかにする。

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