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『老後の家がありません-シングル女子は定年後どこに住む?』(中央公論新社)元沢 賀南子
少年期のわずかにのこされた詩作やエッセイから、米沢での学生生活のさなかに傾倒の深まった宮沢賢治についてのノートをへて、敗戦直後の詩篇、古典論、姉の追悼文まで。
『和楽路』創刊号に掲載された詩三篇「桜草」「後悔」「生きている」と、長編詩「(海の風に)」の初期形「(海はかはらぬ色で)」をはじめて収録する。
第10回配本。月報は石川九楊氏・ハルノ宵子氏が執筆。
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