ハイ・イメージ論〈1〉
- 著者:吉本 隆明
- 出版社:筑摩書房
- 装丁:文庫(411ページ)
- 発売日:2003-10-01
- ISBN-10:4480088113
- ISBN-13:978-4480088116
- 内容紹介:
- 「わたしの理解の仕方では、もう現在の未知を既知にしてくれる方法も、そんな認識者もどこにもいなくなった。…現在が既知だとおもっていたり、おもったりした瞬間からかれの認識は死にはじめる… もっと読む「わたしの理解の仕方では、もう現在の未知を既知にしてくれる方法も、そんな認識者もどこにもいなくなった。…現在が既知だとおもっていたり、おもったりした瞬間からかれの認識は死にはじめる」。批評とは、寄せては返す波にも似た「現在」という未知を追跡すること、またそれに急き立てられながら歩むことだ。臨死体験からファッション、ランドサット映像、コンピューター・グラフィックス、都市論、地図論、音楽論、文学形態論まで、この著者だけが達しえた確信の場所で、さまざまなイメージの死と誕生のドラマが紡ぎ出される。解体と創造、連続と非連続の現場を透視し続ける批評の力技。
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