城下町江戸の町人地: 制度・仕組・構造
- 著者:髙山 慶子
- 出版社:原書房
- 装丁:単行本(314ページ)
- 発売日:2026-01-09
- ISBN-10:4562076518
- ISBN-13:978-4562076512
- 内容紹介:
- 江戸の町は、どのように運営され、どのような人びとが支えていたのか名主制度や町の仕組、町人地の広がり、そして大火と復興まで、江戸の「暮らしの舞台裏」を丁寧に解き明かす。江戸は近世… もっと読む江戸の町は、どのように運営され、どのような人びとが支えていたのか
名主制度や町の仕組、町人地の広がり、そして大火と復興まで、江戸の「暮らしの舞台裏」を丁寧に解き明かす。
江戸は近世最大の城下町であるが、本書はその城下町江戸の町人地について、制度や仕組、構造の特徴を明らかにしようとするものである。城下町とは、領主の城を中心に、家臣団が居住する武家地、商人や職人の居住区である町人地、寺院や神社が存在する寺社地、などというように、原則として身分ごとに居住地域が分かれるという特徴を有する都市である。武士たちが領地を離れて城(領主)のもとに集まり、そこに商人や職人が呼び寄せられて(あるいは自ら参集して)都市が形成されるという成り立ちは、城下町に固有の現象である。
(本文より)
近世最大の城下町江戸の町人地(商人・職人の居住区)を、豊富な史料に基づき、制度や仕組、構造の特徴を総合的に読み解く研究書。
序章 本書の内容
第一部 町人地の制度と仕組
第一章 江戸の町人地
第一節 城下町の町人地
第二節 江戸の町人社会
第三節 町役人の家
第二章 町の営み
第一節 町人地の特徴
第二節 町運営の実態
第三節 町の財政
第四節 名主の諸相
第五節 町屋敷と地主
第六節 町の住人
第七節 拝領町屋敷
第三章 名主制度の成立
はじめに
第一節 名主の来歴
第二節 当初の役割
第三節 幕府による制度化
おわりに
第四章 江戸町名主の縁戚と交際―深川相川町名主相川家を事例として―
はじめに
第一節 相川家の縁戚
第二節 伊勢谷喜右衛門と相川家
第三節 播磨屋中井家との交際
おわりに
第五章 名主の経済事情と金融
はじめに
第一節 専業の名主役
第二節 江戸の金融業
第三節 馬込勘解由の金融
第四節 名主金融の事例
おわりに
第六章 幕末維新期の江戸・東京における名主の社会的位置
はじめに
第一節 旧名主の転職事情
第二節 名主末裔の記録より
第三節 金融業と銀行業
おわりに
第七章 江戸の拡大と支配制度の変容―代官と町奉行の両支配をめぐって―
はじめに
第一節 幕府負担からみた江戸の町
第二節 町奉行支配の性格
第三節 町の行政
おわりに
補論(書評と紹介)坂本忠久著『近世江戸の行政と法の世界』
第二部 災害からみる江戸の都市構造
第八章 江戸深川猟師町の形成と深川地域の開発
はじめに
第一節 深川猟師町の開発人
第二節 石垣の築造
第三節 本所奉行と深川築地普請奉行
第四節 度重なる浸水被害
おわりに
第九章 明暦の大火
第一節 災害・被害の実態と救済・復興の展開
第二節 明暦の大火をめぐって
第十章 近世都市災害としての大火―江戸と宇都宮の防火体制と町火消の成立をめぐって―
はじめに
第一節 江戸の防火体制
第二節 宇都宮の防火体制
第三節 町火消の成立
おわりに
終章 日本近世史研究における本書の位置付け
あとがき
研究者名索引
人名索引
地名索引
事項索引
図表一覧
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