
1956 年生まれ。慶應義塾大学卒。演劇評論家、東京藝術大学名誉教授。 現代演劇から歌舞伎まで幅広く評論活動を展開。著書に『4 秒の革命 東京の演劇1982-1992』(河出書房新社)、『傷ついた性 デヴィッド・ルヴォー演出の技法』(紀伊國屋書店)、『野田秀樹論』(河出書房新社)、『権力と孤独 演出家 蜷川幸雄の時代』(岩波書店)、『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』、『菊五郎の色気』(いずれも、文春新書)、『菊之助の礼儀』(新潮社)など。蜷川幸雄との共著に『演出術』(ちくま文庫)。また、編著に『坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ』、『坂東三津五郎 踊りの愉しみ』(いずれも、岩波現代文庫)などがある。紀伊國屋演劇賞審査委員。
『東京漫才全史』(筑摩書房)
長谷部 浩綿密調査で読み解く盛衰史対象に魅入られる。それが良書を生むための必須条件であろう。この通史は、1996年生まれの若武者が、同時代を呼吸できなか…
書評
『しをかくうま』(文藝春秋)
長谷部 浩闇照らす原初の言葉1字1句、1行1行、惜しむように読んだ。九段理江による新たな創世記は、旧人類と新人類が地球で入れ替わるとき、馬が両人類を魅惑…
書評
『わからないままの民藝』(作品社)
長谷部 浩人と出会い夢の暮らし実現 民藝を商う、民藝を求める。店もお客も、器や道具を通して、お互いの考え、気持ちを伝えたくなるのが民藝。骨董(こっと…
書評
『高所綱渡り師たち: 残酷のユートピアを生きる』(青弓社)
長谷部 浩果敢な身体芸がもたらす陶酔高所恐怖症とはよく聞くが、高所嗜好(しこう)症の芸人もいるのだろうか。舞踊評論家の泰斗による本書は、サーカスのテ…
書評
『芝居のある風景』(白水社)
長谷部 浩日々の営みと舞台の思い出演劇評論それ自体が、芸能となって読者を愉(たの)しませる。口で言うのはたやすいが、そのむずかしさはよくわかる。 戦…
書評
『バレエの世界史-美を追求する舞踊の600年』(中央公論新社)
長谷部 浩時代の変化受け進化 図版は最小限、文章と表で構成された六百年の歴史と聞くと、無味乾燥な教科書が想像される。ところが、読んでいて、これまで腑…
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