
1956 年生まれ。慶應義塾大学卒。演劇評論家、東京藝術大学名誉教授。 現代演劇から歌舞伎まで幅広く評論活動を展開。著書に『4 秒の革命 東京の演劇1982-1992』(河出書房新社)、『傷ついた性 デヴィッド・ルヴォー演出の技法』(紀伊國屋書店)、『野田秀樹論』(河出書房新社)、『権力と孤独 演出家 蜷川幸雄の時代』(岩波書店)、『天才と名人 中村勘三郎と坂東三津五郎』、『菊五郎の色気』(いずれも、文春新書)、『菊之助の礼儀』(新潮社)など。蜷川幸雄との共著に『演出術』(ちくま文庫)。また、編著に『坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ』、『坂東三津五郎 踊りの愉しみ』(いずれも、岩波現代文庫)などがある。紀伊國屋演劇賞審査委員。
『唐突ながら: ウディ・アレン自伝』(河出書房新社)
長谷部 浩栄光の人生とその晩年ニューヨーク州のブルックリンで生まれた皮肉ばかり口にする生意気な少年が、マンハッタンの中心、しかもセントラルパークの東…
書評
『椎名林檎論 乱調の音楽』(文藝春秋)
長谷部 浩熱狂もたらす芸能者の美学歌舞伎の根本には「傾(かぶ)く」がある。常識や秩序に対して、反抗的で、異端であること。本書を読み、傾き続ける綱渡り…
書評
『呑み込まれた男』(東京創元社)
長谷部 浩物語が終わる 諦念と絶望小説の醍醐味(だいごみ)は、奇想にある。蝋(ろう)人形のマダム・タッソーの贋伝記『おちび』などで知られるケアリーの…
書評
『東京四次元紀行』(イースト・プレス)
長谷部 浩孤独を抱え、流転していく六月、六十五歳で亡くなった小田嶋隆が遺(のこ)した本書は、掌編小説集だった。稀代(きだい)のエッセイストならではの…
書評
『演奏する喜び、考える喜び』(みすず書房)
長谷部 浩音楽の本質とは 深まる思考分析と演奏、さらにいえば実践と批評は、ひとりの人間のなかで、どのような調和や対立を引き起こすのか。世界的なコンサ…
書評
『美術泥棒』(亜紀書房)
長谷部 浩秘蔵するための営為映画『オーシャンズ11』を例にとるまでもなく、スマートで機智(きち)に富んだ盗賊は、人を惹(ひ)きつける。本書は実在するカ…
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