川本 直 × 豊崎 由美、佐藤亜紀『喜べ、幸いなる魂よ』KADOKAWA)を読む

  • 2022/05/29

川本 直 × 豊崎 由美、佐藤亜紀『喜べ、幸いなる魂よ』KADOKAWA)を読む

書評アーカイブサイト・ALL REVIEWSのファンクラブ「ALL REVIEWS 友の会」の特典対談番組「月刊ALL REVIEWS」、フィクション部門第41回はゲストに評論家・作家の川本 直さんをお迎えし、佐藤亜紀『喜べ、幸いなる魂よ』KADOKAWA)を読み解きます。
メインパーソナリティーは豊崎由美さん。
※動画は2022/05/29 (日) 20:00 - 21:30 に収録。

【読み解く本】

佐藤亜紀『喜べ、幸いなる魂よ』KADOKAWA)
https://allreviews.jp/isbn/4041114861
喜べ、幸いなる魂よ / 佐藤 亜紀
喜べ、幸いなる魂よ
  • 著者:佐藤 亜紀
  • 出版社:KADOKAWA
  • 装丁:単行本(320ページ)
  • 発売日:2022-03-02
  • ISBN-10:4041114861
  • ISBN-13:978-4041114865
内容紹介:
天才でエゴイスト 誰も彼女には手が届かない18世紀ベルギー、フランドル地方の小都市シント・ヨリス。ヤネケとヤンは亜麻を扱う商家で一緒に育てられた。ヤネケはヤンの子を産み落とすと、生… もっと読む
天才でエゴイスト 誰も彼女には手が届かない

18世紀ベルギー、フランドル地方の小都市シント・ヨリス。ヤネケとヤンは亜麻を扱う商家で一緒に育てられた。ヤネケはヤンの子を産み落とすと、生涯単身を選んだ半聖半俗の女たちが住まう「ベギン会」に移り住む。彼女は数学、経済学、生物学など独自の研究に取り組み、ヤンの名で著作を発表し始める。ヤンはヤネケと家庭を築くことを願い続けるが、自立して暮らす彼女には手が届かない。やがてこの小都市にもフランス革命の余波が及ぼうとしていた――。女性であることの不自由をものともせず生きるヤネケと、変わりゆく時代を懸命に泳ぎ渡ろうとするヤン、ふたりの大きな愛の物語。

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【出演者プロフィール】

■川本 直(かわもと・なお)
1980年、東京都生まれ。小説家・文芸評論家。2011年「ゴア・ヴィダル会見記」(「新潮」)でデビュー。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社、2014)、共編著に「紀伊國屋じんぶん大賞2020」の14位にランクインした『吉田健一ふたたび』(冨山房インターナショナル、2019)がある。デビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(河出書房新社、2021)で第73回読売文学賞【小説賞】、第9回鮭児文学賞、第2回みんなのつぶやき文学賞国内第1位を受賞。

■豊崎 由美(とよざき・ゆみ)
1961年生まれ。ライター、ブックレビュアー。
「GINZA」「週刊新潮」「TV Bros.」などで書評を多数連載。著書は『そんなに読んで、どうするの?』『どれだけ読めば、気がすむの?』(以上アスペクト)、『文学賞メッタ斬り』『百年の誤読』(以上、共著、ちくま文庫)、『勝てる読書』(河出書房新書)、『読まずに小説書けますか』(共著、メディアファクトリー)、『石原慎太郎を読んでみた』(共著、原書房)など多数。近著に『「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(河出書房新社)がある。
https://allreviews.jp/reviewer/13

【オンライン視聴料】

視聴チケット 1,650円(税込)
※アーカイブ視聴可能

ALL REVIEWS 友の会(第5期:月額1,800円) 会員は無料
https://peatix.com/event/3262747/view


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