
1961年生まれ。ライター、ブックレビュアー。
「週刊新潮」「中日新聞」「DIME」などで書評を連載。著書は『そんなに読んで、どうするの?』『どれだけ読めば、気がすむの?』(以上アスペクト)、『文学賞メッタ斬り』『百年の誤読』(以上、共著、ちくま文庫)、『勝てる読書』(河出書房新書)、『読まずに小説書けますか』(共著、メディアファクトリー)、『石原慎太郎を読んでみた』(共著、原書房)など多数。近著に『「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(河出書房新社)がある。
- 著作:
豊崎 由美の書評/解説/選評
『ぼくのともだち』(白水社)
豊崎 由美強い人は、孤独でもさみしさを感じない。でも、ぼくは弱い。だから、ともだちが一人もいないと、ぼくはさみしい。エマニュエル・ボーヴは、小説『ぼ…
書評
『名もなき孤児たちの墓』(文藝春秋)
豊崎 由美というわけで、第一三五回芥川賞はこれまで三回連続して候補になっていた伊藤たかみの「八月の路上に捨てる」に決定いたしました。別にこの結果に不…
書評
『六〇〇〇度の愛』(新潮社)
豊崎 由美キタ――! テルちゃん(宮本輝)、キタ――ッ! んな感じなんでありますの。すでに第一三三回芥川賞の結果も出ている時期に、第十八回三島賞の選評を云…
書評
『真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉』(新潮社)
豊崎 由美なんだよなんだよ肩すかしだよ肩すかしだよ、なんだよ肩すかしだよの一億光年倍だよっ!いえね、本多孝好の『真夜中の五分前』の話なんですけど、こ…
書評
『悲望』(幻冬舎)
豊崎 由美大好物のだめ男がわんさか登場する近代小説を愛読する者なのですが、往時の私小説作家にはしかし、非モテの視線が欠けているのが二十一世紀人として…
書評
『ソモフの妖怪物語』(群像社)
豊崎 由美信じてもらえないかもしれませんが、子供の頃のトヨザキは大変な怖がりでした。そのくせ恐ろしい話や映画が大好きで、『魔人ドラキュラ』『大アマゾ…
書評





















