
1961年生まれ。ライター、ブックレビュアー。
「週刊新潮」「中日新聞」「DIME」などで書評を連載。著書は『そんなに読んで、どうするの?』『どれだけ読めば、気がすむの?』(以上アスペクト)、『文学賞メッタ斬り』『百年の誤読』(以上、共著、ちくま文庫)、『勝てる読書』(河出書房新書)、『読まずに小説書けますか』(共著、メディアファクトリー)、『石原慎太郎を読んでみた』(共著、原書房)など多数。近著に『「騎士団長殺し」メッタ斬り!』(河出書房新社)がある。
- 著作:
豊崎 由美の書評/解説/選評
『ソモフの妖怪物語』(群像社)
豊崎 由美信じてもらえないかもしれませんが、子供の頃のトヨザキは大変な怖がりでした。そのくせ恐ろしい話や映画が大好きで、『魔人ドラキュラ』『大アマゾ…
書評
『そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド』(アスペクト)
豊崎 由美「そんなに読んで、どうするの?」電車に乗った後で読むものを持っていないことに気づくとにわかに不安になる――その程度の活字中毒者なら、これまで…
後書き
『女のいえに男がひとり』(同学社)
豊崎 由美これは「寝てしまえばこっちのもんだ」的言説で女を扱ってきた男が手痛いしっぺ返しをくらう小説だから、その手のマッチョ幻想にしがみついていたい…
書評
『アイ・ラヴ・ディック』(新潮社)
豊崎 由美聖バレンタインデー。でも、一体どれだけの女性が告白に成功するんだろう。「好きっ」「ボクもっ」――自分の来し方を振り返ってみても、愛の熱量が同…
書評
『シティ』(白水社)
豊崎 由美生まれてから一度も船を下りなかった天才ピアニスト。映画化されたアレッサンドロ・バリッコ『海の上のピアニスト』(白水社)の主人公が、たった一…
書評
『ドン・リゴベルトの手帖』(中央公論新社)
豊崎 由美妻を亡くした資産家リゴベルトの後添えに入ったルクレシアが、年端もいかない義理の息子アルフォンソと肉体関係を持ってしまう。ラテンアメリカを代…
書評





















