●編集委員/逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏
[編集室から]
この巻は警察小説が中心である。とはいえ、なにも法律を代行するのが警察官だけでいいはずもない。
裁判官、検事、岡っ引き、弁護士、死刑執行人、といろいろな職種の主人公を並べるつもりであったが、力およばず、やはり警察官が多くなってしまった。
警官ものに傑作が多いのだから、これは仕方がないのである。
21世紀の作家だと思っていた横山作品に20世紀のものがあったのは、僥倖というしかない。
【長編】
逢坂剛「百舌の叫ぶ夜」
大沢在昌「毒猿 新宿鮫II」
【短編】
宮部みゆき「八月の雪」
横山秀夫「黒い線」
【掌編】
谷川俊太郎「探偵電子計算機」
結城昌治「おまわりなんか知るもんかい」
阿刀田高「時間外労働」
景山民夫「ご町内諜報戦」
嵐山光三郎「上様」
その他の書店
ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、
書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。
ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。
ページトップへ