ボルティモア郊外で、コンピューターの便利屋をしながら独り暮らす43歳のマイカ・モーティマー。人付き合いの少ない彼は、毎朝7:15になるとランニングに出かけ、その後シャワー、朝食、掃除……というように決まった日課を守って毎日を過ごしている。
そんなある日、マイカの息子だと名乗る青年が彼の元を訪れる。さらに、恋仲の女性には、とあるすれ違いで別れを告げられ──。
予想外の出来事が続き、日常のテンポがズレ始めたマイカの行き着く先とは。
アン・タイラーらしいユーモラスで滋味深い仕掛けが光る、2020年ブッカー賞候補作。その他の書店
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