漢字はこうして始まった: 族徽の世界
- 著者:落合 淳思
- 出版社:早川書房
- 装丁:新書(272ページ)
- 発売日:2025-02-19
- ISBN-10:4153400386
- ISBN-13:978-4153400382
- 内容紹介:
- 3000年以上前、中国最古の王朝「殷」で発明され、部族固有の徽章として青銅器に鋳込まれた原初の漢字、「族徽」。きわめて象形性の高いそのデザインには、当時の社会のありさまや宗教観が生き… もっと読む3000年以上前、中国最古の王朝「殷」で発明され、部族固有の徽章として青銅器に鋳込まれた原初の漢字、「族徽」。きわめて象形性の高いそのデザインには、当時の社会のありさまや宗教観が生き生きと写し取られている。祖王の慰霊のため斬首された殉葬者、天空を雄飛する巨龍、ウマやブタなどの家畜を監視する人々、酒宴を通して神々と交歓する王侯貴族、軍旗を掲げて敵国へと進軍する兵士たち―謎に包まれた古代社会の実態と文字の起源を、徹底的な分析で鮮やかに解き明かす。
目次
序章 古代中国の社会と族徽
第一章 動物に由来する族徽
第二章 人工物に由来する族徽
第三章 人の行為を表した族徽
第四章 文字として残らなかった族徽
終章 社会の変化と族徽の消滅
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