大江健三郎論 怪物作家の「本当ノ事」 / 井上 隆史
大江健三郎論 怪物作家の「本当ノ事」
  • 著者:井上 隆史
  • 出版社:光文社
  • 装丁:新書(328ページ)
  • 発売日:2024-02-15
  • ISBN-10:4334102239
  • ISBN-13:978-4334102234
内容紹介:
「奇妙な仕事」以降、常に文学界の先頭を走り続けてきた大江健三郎。「飼育」で芥川賞、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』で読売文学… もっと読む
「奇妙な仕事」以降、常に文学界の先頭を走り続けてきた大江健三郎。「飼育」で芥川賞、『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』で読売文学賞、そして九四年には、川端康成についで日本で二人目のノーベル文学賞受賞者となった。「民主主義者」「平和主義者」と捉えられている大江。だが、大江をそうした物差しだけで測ってよいのだろうか。従来の大江像に再考を迫る。

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