永続敗戦論――戦後日本の核心  / 白井 聡
永続敗戦論――戦後日本の核心
  • 著者:白井 聡
  • 出版社:太田出版
  • 装丁:単行本(224ページ)
  • 発売日:2013-03-08
  • ISBN-10:4778313593
  • ISBN-13:978-4778313593
内容紹介:
「永続敗戦」それは戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦の否認」を意味する。国内およびアジアに対しては敗北を否認することによって「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認… もっと読む
「永続敗戦」それは戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦の否認」を意味する。国内およびアジアに対しては敗北を否認することによって「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認し支えてくれる米国に対しては盲従を続ける。敗戦を否認するがゆえに敗北が際限なく続く-それが「永続敗戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造は明らかな破綻に瀕している。1945年以来、われわれはずっと「敗戦」状態にある。「侮辱のなかに生きる」ことを拒絶せよ。

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