応挙の日記 天明八年~寛政二年―制作と画料の記録 / 川﨑 博
応挙の日記 天明八年~寛政二年―制作と画料の記録
  • 著者:川﨑 博
  • 出版社:思文閣出版
  • 装丁:単行本(222ページ)
  • 発売日:2024-07-22
  • ISBN-10:4784220844
  • ISBN-13:978-4784220847
内容紹介:
応挙の画料はいくらだったのか? 近世の京都絵師、円山応挙(1733~95)が残した、天明八年八月一日から寛政二年九月六日までの制作の記録が、屏風に仕立てられた形で発見された。「制作日誌」… もっと読む
応挙の画料はいくらだったのか? 近世の京都絵師、円山応挙(1733~95)が残した、天明八年八月一日から寛政二年九月六日までの制作の記録が、屏風に仕立てられた形で発見された。「制作日誌」とも呼べるその内容からは、注文や画料の授受といった絵師の日常的ななりわいから健康状態、人間関係、制作実態、さらには当時の二朱銀の流通状況なども読み取れ、応挙研究のみならず、経済史史料としても高い価値を有する。
大乗寺に収められる襖絵制作の状況や、天明の大火後の御造営にともなう絵画制作など、歴史的にも興味深い事象について記録される資料を、写真付きの翻刻とともに、解説を付して紹介する。

目次
巻頭カラー口絵(日記隻/写生図隻)

写真と翻刻
解題
あとがき

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