『テレビ越しの東京史 ―戦後首都の遠視法―』(青土社)
武田 砂鉄
ひと言ではとうてい言い表わせないにもかかわらず、私たちの中に確かにある〈東京〉のイメージ。それはいつ形成され、どのように移り変わってきたのか。放送メディアや番組の変遷、ドラマやドキュメンタリーの作品分析にとどまらず、放送局や電波塔の分布、「編成」の概念や「月9」の誕生、「お台場」の歴史にいたるまで、戦後のテレビ史を丹念に掘り起こしながら、そこに見い出され、演出され、意味づけられた〈東京〉なるものの輪郭をたどる。
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