広告の昭和: テレビCMがやって来る!
- 著者:竹内 幸絵
- 出版社:青土社
- 装丁:単行本(400ページ)
- 発売日:2025-06-27
- ISBN-10:4791777190
- ISBN-13:978-4791777198
- 内容紹介:
- 60秒に凝縮された、知られざる白熱の群像劇戦前、国家メディア戦略に加担した「動く広告」。それは戦後になって一転、新しいメディアであるテレビに舞台をうつし、昭和の前衛を牛耳ると同時… もっと読む60秒に凝縮された、知られざる白熱の群像劇
戦前、国家メディア戦略に加担した「動く広告」。それは戦後になって一転、新しいメディアであるテレビに舞台をうつし、昭和の前衛を牛耳ると同時に、“普通の人々”の心をも掴んでいく。制作したのは時代を先駆けるランナーたち…かれらは広告だからこそ、規制のものにとらわれない冒険ができた。広告の視座から激動の昭和を問い直す、唯一無二の試み。
[目次]
まえがき
第I部 「動く広告」の起源
プロローグ:廣告幻燈会という催し
第1章 発掘された「動く広告」
第2章 国家メディア戦略「文化映画」への広告の接近――広告映画にあこがれた原弘と板垣鷹穂
第II部 テレビCMの黎明
第3章 テレビ・コマーシャルがやって来る!――一九五〇年代 アニメーションCMの目覚め
第4章 一九六〇年の分水嶺――国家宣伝を継承したグラフィックデザイン
第III部 テレビCMの黄金時代
第5章 色彩がCMの世界を拓く――『イエイエ』CMと杉山登志をとりまく時代
第6章 草月アートセンター「饒舌の映像」――広告にとっての一九六八年
第7章 テレビCMに引用された「実験映画」――大林宣彦のテレビ・コマーシャル
第8章 ポスターの広告への帰還――石岡瑛子の卓越と「動く広告」
あとがき
図版出典
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