『メトロの民族学者』(水声社)
堀江 敏幸
日々なにげなく通り過ぎる地下鉄はいかなる場=空間なのか?
文豪や政治家の名前、そしてかつての戦場……
駅名は集合的記憶を支え、日常を行き交う私たちの個人の記憶のよすがとなる。
車内の様子や駅の情景、人々の動きの具体例をさまざまに取り上げ、パリのメトロを契約的かつ経済的な空間として読み解く。
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