宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか / ロビン・ダンバー
宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか
  • 著者:ロビン・ダンバー
  • 翻訳:小田哲
  • 出版社:白揚社
  • 装丁:単行本(352ページ)
  • 発売日:2023-10-03
  • ISBN-10:4826902484
  • ISBN-13:978-4826902489
内容紹介:
進化心理学の巨人ダンバーが描く、人類と信仰の20万年。仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道……世界の主要な宗教は、なぜ同じ時期に同じ気候帯で誕生したのか?カルト宗教はなぜ次々と生まれ… もっと読む
進化心理学の巨人ダンバーが描く、人類と信仰の20万年。仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道……世界の主要な宗教は、なぜ同じ時期に同じ気候帯で誕生したのか?カルト宗教はなぜ次々と生まれ、人々を惹きつけるのか?科学が隆盛を極める現代においても、宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。ときに国家間の戦争を引き起こすほど人々の心に深く根差した信仰心は、なぜ生まれたのか?そして、いかにして私たちが今日知る世界宗教へと進化したのか?「ダンバー数」で世界的に知られ、人類学のノーベル賞「トマス・ハクスリー記念賞」を受賞した著者が、人類学、心理学、神経科学など多彩な視点から「宗教とは何か」という根源的な問いに迫った、かつてないスケールの大著。待望の邦訳刊行。■ ■ ■集団内に協力行動を生みだす信仰心も、集団の外に対しては反社会的行動の原動力となる。宗教的アイデンティティが国家に利用されるとき、悲劇は起こる。――フィナンシャル・タイムズ紙宗教と人間の生活のあり方は、かくも複雑なのである。本書は、その両方を進化的ないきさつから説明しようと、真に大きな考察を展開しようと試みる大作である。――長谷川眞理子(進化生物学者、総合研究大学院大学名誉教授/「解説」より)■ ■ ■

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