観察で一般的に使われる光学顕微鏡での見え方の写真を掲載し、線画スケッチと花の写真も合わせて掲載することで調べやすく、授業や実験・調べ物学習のお供として役立つ。
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この本の見どころ
[その1]実際の見え方の花粉写真がたくさん!
花粉症の原因となるスギやタンポポやサクラまで、身の回りの植物89科186種の花粉を紹介しています。過去の花粉写真の本や図鑑は、ほとんどが普段使うことのできない電子顕微鏡(研究用ですごく細かい部分まで見える顕微鏡)で撮影したものです。しかし、本書では小中学校や自由研究で使う光学顕微鏡での実際の見え方の写真を載せているので、授業や趣味の顕微鏡観察に役立ちます。
[その2]似ているように見えるけど、奥が深い!
顕微鏡で見ても、花粉のほとんどは黄色で丸いように見えます。しかし、なかには空気の袋がついていたり(マツ)、トゲがいっぱい生えていたり(アサガオ)、ブーメランのようなかたちになっているものもあります(ヒルザキツキミソウ)。また、水で花粉を運ぶアマモのような植物や、イチョウのように花粉が精子へと成長して実がなる植物もいます。
[その3]花粉を採って、観て、保管するまでがわかる!
この花の花粉はどんなかたちで、どうしてこうなったんだろう? と考えてみる楽しさが花粉の醍醐味です。本書では、おうちのまわりでもできる花粉の採集や保管の仕方、観察の手順、花粉スケッチで注目するべきポイントや構造についてわかりやすく解説しています。
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書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。
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