文士村散策: 新宿・大久保いまむかし / 茅原 健
文士村散策: 新宿・大久保いまむかし
  • 著者:茅原 健
  • 出版社:文学通信
  • 装丁:単行本(288ページ)
  • 発売日:2023-08-29
  • ISBN-10:4867660167
  • ISBN-13:978-4867660164
内容紹介:
新宿・大久保駅周辺は、明治から大正にかけて多くの文学者、ジャーナリスト、社会主義者が住み、その昔、牛が寝そべる牧場がある、のどかな郊外の文士村だった。著者自身もそこで生をうけ、戦… もっと読む
新宿・大久保駅周辺は、明治から大正にかけて多くの文学者、ジャーナリスト、社会主義者が住み、その昔、牛が寝そべる牧場がある、のどかな郊外の文士村だった。
著者自身もそこで生をうけ、戦前戦中期の少年時代を過ごした。
藤村、独歩、落葉、秋骨、葉舟、八雲、克己、一念、夕暮、綺堂、あるいは大久保文学倶楽部を主宰した著者の血縁・日本評論社の茅原茂などの記録を渉猟し、幻と化した大久保文士村住人の日々を探る。
本書は2004年に日本古書通信社より刊行された『新宿・大久保文士村界隈』の増補改訂版である。

【生地へのこだわりと感傷を込めて、私が幼少期を過ごした西大久保周辺、即ち、新宿・大久保文士村に限定して、懐古の情を巡らしたのがこの一文である】…本書より

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