江戸の身体を開く
- 著者:タイモン・スクリーチ
- 翻訳:高山 宏
- 出版社:作品社
- 装丁:単行本(347ページ)
- 発売日:1997-03-01
- ISBN-10:487893753X
- ISBN-13:978-4878937538
- 内容紹介:
- 「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげて『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ… もっと読む「解剖=人の身体を切って調べること」を高らかに謳いあげて『解体新書』は上梓された。蘭医とは即ち「切る医者」であり、江戸の人々は死体を切り、生身の人間を切る「切る医術」へのスプラッタ・ホラーじみた好奇心と怖れを隠さない。「全体として生きて在ること」を捉えようとする日本の知と、「切って中身をさらし、くまなく光をあて」ようとするヨーロッパ近代知の出会い。「解剖」から見た気鋭の江戸文化論。
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