「Twitter文学賞」の志を継承する文学賞 「みんなのつぶやき文学賞」が創設

  • 2020/11/10

書評家の豊崎由美さんを発起人として創設された「Twitter文学賞」の後継賞として、「みんなのつぶやき文学賞」がはじまります。

本日2020/11/10(火) 21:00より、みんなのつぶやき文学賞公式サイト(https://tbaward.jp)が公開、
そして2020/11/15(日) 17:00より、「みんなのつぶやき文学賞」立ち上げ記念イベントがオンラインで開催されます。無料視聴できますので、ぜひご覧ください。

書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」では「みんなのつぶやき文学賞」の公式サイト制作協力、
また、「ALL REVIEWS」の校正ボランティアチーム「ALL REVIEWS サポートスタッフ」、ALL REVIEWSのファンクラブである「ALL REVIEWS 友の会」の有志メンバーでは、賞の運営を担当をしております。


「Twitter文学賞」の志を継承する文学賞 「みんなのつぶやき文学賞」が創設

「みんなのつぶやき文学賞」とは?|発起人代表・若林 踏

2010年、書評家の豊崎由美氏を発起人として創設された「Twitter文学賞」は、「ツイッターアカウントを持っていれば、誰でも投票に参加できる文学賞」として、多くの読書家に愛された賞です。

同賞は得票数によって「その年、一番面白かった小説」を決めるものですが、同時に投票者それぞれが思う「今年の一番」を発信する、小説好きが集う祭典でもありました。

2020年開催の第10回における有効投票数は、国内・海外を合わせて1,057票。

これほど大勢の人々が有志で作り上げた文学賞に参加し、「年に一度の小説好きのお祭り」を盛り上げたことに、改めて驚きを覚えます。

当初、豊崎氏が宣言していた通り、2020年に開催された第10回を以て「Twitter文学賞」は一旦、幕を閉じました。

しかし、せっかく全国の小説好きが築き上げてきた祭典をこのまま終わらせてしまうのは、もったいない事だと思いませんか?

そこで「誰でも投票に参加できる文学賞」の精神を受け継ぎ、新たに「みんなのつぶやき文学賞」をスタートさせることにしました。

参加方法は簡単。

「Twitter文学賞」と同じく、投票期間内にTwitterのTL上にハッシュタグを付けて「その年に刊行された中で、最も面白かった小説のタイトル」をつぶやくだけです。

今回、新たな賞の名称を決めるにあたって、発起人たちが大切にしたいと思ったことが1つあります。

それは「みんなの」という言葉です。

この度、創設した賞は登壇する書評家・評論家たちのものではありません。サイト制作などに協力いただいている「ALL REVIEWS」のものでもありません。

「年に一度でも良いから、小説好きが楽しく集って遊べる場を作りたい」

そう心から願う、すべての人たちの賞でありたい。そんな思いから「みんなのつぶやき文学賞」という名称が生まれました。

純文学、ミステリ、SF、ホラー等々、ジャンルはもちろん問いません。

貴方のベストワンを投票し、小説好きの新たな遊び場を一緒に作っていきませんか?


賞運営に当たってのご協力お願い

「みんなのつぶやき文学賞」の前身に当たる「Twitter文学賞」では、有志によるボランティアを中心に運営が行われてきました。

しかし、賞を発展させ、長く愛されるものとして続けるためには、より多くの方々からご助力をいただきながら運営するべきではないか、という意見が賞立ち上げの際に出ました。

そこで「みんなのつぶやき文学賞」では、小説好きのみなさんから寄付を募る形で運営費を集めることになりました。

寄付の概要については以下をご覧ください。
・金額はお1人につき1,000-50,000円です

・達成目標額231,768円です

・寄付いただいた金額の用途については下記の通りです

出演料:賞立ち上げ発表のためのプレイベント(11/15)、および3月上旬に開催予定の結果発表会を開催するにあたって、イベント登壇者へお支払いする出演料になります。
※出演者は若林踏、橋本輝幸、矢野利裕、倉本さおり、長瀬海の5名です。

トロフィー代:前身のTwitter文学賞からの継承事項として、アルマジロひだかさん作成のトロフィーを国内・海外の受賞者にお送りします。

当選者プレゼント:前身のTwitter文学賞からの継承事項として、第1位に選ばれた作品に投票された方の中から、抽選でプレゼントを行います。

中継実費:上記イベント2回については、タカギタイキチロウさん・霜越まことさんにご協力いただき、Youtube上での動画中継を行います。

会場費:上記イベント2回について、中継用の会場を有料でお借りします。

ロゴデザイン協力費:新たに賞を立ち上げるにあたって、ロゴデザインを作成し、ご自由にお使いいただけるようにします。

装飾費:プレイベント・結果発表会において、書名を記載するパネルやその他、必要な機材・道具についての経費になります。


・目標金額に達成次第、受付終了いたします

・いただいた寄付金については、「ALL REVIEWS」の運営元である株式会社ノエマ協力のもと、厳重に管理致します

賞の概要説明でも申し上げたように、「みんなのつぶやき文学賞」は小説好きが楽しく集える場所を欲する「すべての」人々に捧げる文学賞でありたい、と考えています。

誰もが参加して楽しめる“みんなの”文学賞づくりに、ぜひともお力添えをいただければ幸いです。

何卒よろしくお願いいたします。


賞運営に当たってのご協力として、応援チケットのご購入をお願いしております。


今後のスケジュールについて、発起人紹介、Twitter文学賞の軌跡、運営メンバーの紹介など、
「みんなのつぶやき文学賞」公式ページは下記から。

https://tbaward.jp/


問い合わせ先
みんなのつぶやき文学賞公式Twitterアカウント(リプライやDMにてお問い合わせください)
 
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