あぶない一神教  / 佐藤 優,橋爪 大三郎
あぶない一神教
  • 著者:佐藤 優,橋爪 大三郎
  • 出版社:小学館
  • 装丁:新書(272ページ)
  • 発売日:2015-10-01
  • ISBN-10:4098252562
  • ISBN-13:978-4098252565
内容紹介:
世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書 一神教世界はかなり「あぶない」。だが日本は、もっと「あぶない」。ではどうする!?(社会学者・橋爪大三郎)大陸から隔絶された島国で暮らす… もっと読む
世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書

一神教世界はかなり「あぶない」。だが日本は、もっと「あぶない」。ではどうする!?(社会学者・橋爪大三郎)

大陸から隔絶された島国で暮らす日本人にとって、いま何が足りないのか。目に見えない知を論理的に突き詰めて、超越的な世界を知ろうとする態度―― 一神教に対する理解だと思うのです。(元外務省主任分析官・佐藤優)

9.11テロから「イスラム国」誕生まで。キリスト教世界とイスラム教世界の衝突が激しさを増している。だが、歴史を遡れば、両宗教は同じ「神」を崇めていたはず。どこで袂を分かち、何が異なり、なぜ憎しみ合うのか。社会学者・橋爪大三郎氏と元外務省分析官・佐藤優氏による白熱対談。

キリスト教徒23億人。イスラム教徒16億人。世界の半数を占める一神教信徒のルールを知ることで、日本人が国際社会で闘うための術が見えてくる。

【目次】
まえがき
序章 孤立する日本人
第一章 一神教の誕生
第二章 迷えるイスラム教
第三章 キリスト教の限界
第四章 一神教と資本主義
第五章 「未知なるもの」と対話するために
あとがき



【編集担当からのおすすめ情報】
両氏の対談は計4回、約10時間50分に及びました。「イスラム国」問題を入り口にした対談は、キリスト教文明――欧米の抱える問題をめぐって白熱し、最終的には日本人の進むべき道に議題が移っていきます。一神教を理解することは国際社会を理解すること。これから世界と対峙する若者やビジネスマンに、ぜひ手に取っていただきたい本です。

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