『哲学史入門IV: 正義論、功利主義からケアの倫理まで』(NHK出版)

橋爪 大三郎
人気シリーズ『哲学史入門』。編者の斎藤哲也氏が≪哲学研究の第一人者を指南役に…聞き書き形式≫でまとめるスタイルで大好評だ。今回「Ⅳ」は「正義論…
書評
著書に『仏教の言説戦略』(勁草書房)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『社会の不思議』(朝日出版社)など多数。近著に『裁判員の教科書』(ミネルヴァ書房)、『はじめての言語ゲーム』(講談社)がある。
人気シリーズ『哲学史入門』。編者の斎藤哲也氏が≪哲学研究の第一人者を指南役に…聞き書き形式≫でまとめるスタイルで大好評だ。今回「Ⅳ」は「正義論…
「管理職はすぐ失業」「生成AIのせいで労働は無価値に」…こんな見通しは間違いだ。統合テクノクラシー(AIに政治をやらせる)でも企業リバタリアニズ…
新書でたどる「自生的秩序」の知的な履歴傑出した経済学者・思想家フリードリヒ・ハイエク(一八九九-一九九二)の全貌を描く新書版の評伝の大作だ…
現代にまで続く民族、宗教のドラマ新書五○○頁(ページ)に収まり切らないリッチな内容だ。第一次世界大戦後に滅ぶまでほぼ五百年近く、西欧に拮抗(…
ショッキングな書名だ。著者の阿部恭子氏は≪二○○八年、日本で初めて犯罪加害者家族の支援団体を設立≫。活動を続けるうち、家族内の性加害/被害の実…
曹操、孫権、劉備の三傑が覇を争った三国時代。その歴史をまとめたのが『三国志』だ。陳寿が個人で書いた書物が正史とされた。『三国志演義』は民間…