東日本大震災を機に、仙台から移り住んだ石垣島。都会の生活から一変した島の暮らしが親子に与えてくれた豊かな時間が、短歌と共に綴られます。
「たくみん」は中学2年生に成長し、親がしてやれることもだんだんと少なくなってきたことを実感する日々。
『ありがとうのかんづめ』というタイトルには、俵さんの、子育ての日々の中で授けられた感謝の思いを閉じ込めた「この缶詰一個あれば、母は充分」という意味が込められています。
「子育て」は「親育て」であることを実感するハートウォーミングなエッセイです。
【編集担当からのおすすめ情報】
俵さんのtwitterで、その独特な言葉のセンスで人気のひとり息子「たくみん」。「たくみん」が5歳になるまでの子育ての日々をつづった『たんぽぽの日々』から7年。『edu』で人気を博した連載「子育て短歌エッセイ」の完結編です。その他の書店
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