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『哲学の世界 時間・運命・人生のパラドクス』(講談社)橋爪 大三郎
生命(いのち)の視点から、教育とは何かを80年以上問い続けてきた大田堯さんと、38億年の生きものの歴史から、生命・人間・自然の大切さを学びとってきた中村桂子さんとの珠玉の対話。生きものにとって「学ぶ」は「生きる」と同じであり、教育が「上から下へ教えさとす」から「自発的な学びを助ける」へと、「ひとづくり」ではなく「ひとなる」を目指すことに希望を託す。
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