ことばのたくらみ―実作集 / 池澤 夏樹
ことばのたくらみ―実作集
  • 著者:池澤 夏樹
  • 出版社:岩波書店
  • 装丁:単行本(396ページ)
  • 発売日:2003-01-31
  • ISBN-10:4000267094
  • ISBN-13:978-4000267090
内容紹介:
いま,文学作品を書くとはどのような行為なのか.言葉とは,読者とは,文学の形式と方法とは.文学に対する根源的問いを,創作の先端で活躍する詩人と小説家が実験作を書下ろし,批評としてで… もっと読む
いま,文学作品を書くとはどのような行為なのか.言葉とは,読者とは,文学の形式と方法とは.文学に対する根源的問いを,創作の先端で活躍する詩人と小説家が実験作を書下ろし,批評としてではなく,実作を通して考える画期的な試み.小説,詩といったジャンルの壁をとりはらい,日本語と日本文学を挑発する作品の饗宴.

わたしを見逃してください、主よ(藤沢周)
大陸へ出掛けて、また戻ってきた踵(多和田葉子)
ある中篇のための七つの書出し(平出隆)
詩の家で-ことばのつえ、ことばのつえ(藤井貞和)
旅-CATHYのはるかな先達に(高橋睦郎)
喜屋武岬/老樹騒乱/かみぐとぅ(神事)/あたびーぬうんじ(高良勉)
ワニ月夜(村田喜代子)
夜(山本昌代)
『月』について、(金井美恵子)
ゴドーを尋ねながら(向井豊昭)
追憶(平野啓一郎)
(お互い・に向かい・そこで・静かに・聞く)-冬の旅から(工藤正広)

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