「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ / 大塚 英志
「日本文化論」はどう創られてきたか 戦時下のモンタージュ
  • 著者:大塚 英志
  • 出版社:集英社
  • 装丁:新書(480ページ)
  • 発売日:2025-09-17
  • ISBN-10:4087213781
  • ISBN-13:978-4087213782
内容紹介:
国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。「モンタージュ」の語は映画のみ… もっと読む
国内外に喧伝される「日本らしさ」はどのように生まれたのか。その起源は、ロシアの映画監督・エイゼンシュテインが編み出した「モンタージュ理論」にあった。「モンタージュ」の語は映画のみならず、写真、広告、雑誌、まんがによって戦時下の日本で流行しプロパガンダのツールとして作り手と受け手に浸透した。戦時下のメディア理論と文化工作を研究するまんが原作者・批評家が、芸術理論がさまざまな文化と融合し、ファシズム的な表現に変容していくさまを分析。「創られた日本文化論」の正体を明らかにする。

目次
まえがき
第一章 モンタージュ化する「日本」
1 パリ万博とモンタージュしかない「日本」
2 寺田寅彦と昭和初頭のモンタージュ論ブーム
3 紙芝居とシネ・ポエム
4 絵巻物モンタージュ説の誕生
第二章 モンタージュとしての報道
1 報道写真と国策の実装
2 アマチュアとデータベース
3 今泉武治と原弘――プロパガンダ技術としてのレイアウト
4 報道技術研究会と「心」のモンタージュ
第三章 柳田國男と戦時下のモンタージュ
1 重ね撮り写真からモンタージュへ
2 三木茂ともう一つの「ルーペ論争」
終章 手塚治虫と占領下・戦後のモンタージュ
あとがき

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