動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか / フランス・ドゥ・ヴァール
動物の賢さがわかるほど人間は賢いのか
  • 著者:フランス・ドゥ・ヴァール
  • 翻訳:松沢 哲郎,柴田 裕之
  • 監修:松沢 哲郎
  • 出版社:紀伊國屋書店
  • 装丁:単行本(416ページ)
  • 発売日:2017-08-29
  • ISBN-10:4314011491
  • ISBN-13:978-4314011495
内容紹介:
進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか?心理学との境界線を行く… もっと読む
進化の末に、動物は「賢さ」を獲得した。
それは人間も、サルも、カラスも、イルカも、タコも、みんな同じである。
われわれは自分たちだけが賢いと思っていないか?

心理学との境界線を行くユニークな動物研究の分野を開拓してきた著者が、動物行動学の歴史から最新の研究まで、豊富な事例を示すとともに読者へと問いかける。ドゥ・ヴァールが新たに提唱する「進化認知学」とは――
人間中心の科学から脱却し、動物の認知とは何かを見つめなおす。

驚きのエピソード満載、著者自身の手によるイラスト多数。待望の最新作!

●チンパンジーは食べ物のありかを知っていることを悟られないようにふるまう
●カケスは相手が何を欲しがっているか見極めてプロポーズの贈り物を選ぶ
●アシナガバチは一匹ずつ顔が違い、仲間の顔を見分けている
●タコは自分を攻撃した人間を覚えていて、怒りをあらわにする

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