[図説]世界の性と売買の歴史:バビロニアの神聖娼婦から江戸吉原、第二次大戦下まで / ケイト・リスター
[図説]世界の性と売買の歴史:バビロニアの神聖娼婦から江戸吉原、第二次大戦下まで
  • 著者:ケイト・リスター
  • 出版社:原書房
  • 装丁:単行本(304ページ)
  • 発売日:2024-11-25
  • ISBN-10:4562074817
  • ISBN-13:978-4562074815
内容紹介:
セックス・ワークは社会的男女構造の歪みを示す鏡。よって、性売買の歴史を調べれば「社会の歪みの歴史」が見えてくる。(鹿島茂)性を売る行為はどのように行われ認識されてきたか。「性的… もっと読む
セックス・ワークは社会的男女構造の歪みを示す鏡。よって、性売買の歴史を調べれば「社会の歪みの歴史」が見えてくる。(鹿島茂)

性を売る行為はどのように行われ認識されてきたか。「性的自由の出版賞」を受賞した気鋭研究者が売買春にまつわるステレオタイプを解き、新たな視点を与える。

古代世界の神殿における神聖な売春から、中世ロンドン、江戸吉原、清朝中国、近代フランス、英国、開拓時代アメリカ、第二次大戦下ヨーロッパまで、性を売る行為はどのように行われ認識されてきたか。図版500点。


目次

はじめに ―― 風俗街から生まれた数々の物語
第1章 神々への奉仕 ―― 古代世界のセックス
第2章 ヒキガエルと雌オオカミ ―― 古代ギリシャ・ローマ世界における売春
第3章 金の卵を産んだガチョウ ―― 中世ロンドンのセックスワーク
第4章 真っ当な娼婦 ―― ルネサンス・ヨーロッパにおける売春
第5章 月夜の愉しみ ―― 江戸日本の浮世
第6章 モリー・ハウスと男娼 ―― 摂政時代の男たちの売春
第7章 梅花の達人 ―― 清王朝におけるセックス
第8章 巨大な社会悪 ―― 19世紀の売春
第9章 汚れた鳩と監獄の鳥 ―― 自由の国における売春
第10章 メゾン・ド・トレランス ―― セックスとベル・エポック
第11章 予防という独裁政治 ―― 戦時下のセックス
おわりに ―― 反撃
訳者あとがき

原注
参考文献
図版出典

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