なぜ炭治郎は鬼の死を悼むのか: 昔話で読み解く『鬼滅の刃』の謎
- 著者:久保 華誉
- 出版社:草思社
- 装丁:単行本(232ページ)
- 発売日:2023-03-29
- ISBN-10:4794226489
- ISBN-13:978-4794226488
- 内容紹介:
- なぜ『鬼滅の刃』は、これほどまでに人々の心を揺さぶるのか。その答えは“昔話”にあった!鬼滅の刃を深く読み解くと、そこには様々な伝承に語られる「物語の遺伝子」を見て取ることができ… もっと読むなぜ『鬼滅の刃』は、これほどまでに人々の心を揺さぶるのか。
その答えは“昔話”にあった!
鬼滅の刃を深く読み解くと、そこには様々な伝承に語られる
「物語の遺伝子」を見て取ることができる。
『古事記』「さんせう大夫」「桃太郎」「瓜子姫」『うつほ物語』
『日本霊異記』「七つの子」『蝶の道行』『竹取物語』
「おむすびころりん」「三枚のお札」「酒吞童子」
『平家物語』……などの、古今東西のさまざまな昔話に触れながら、
『鬼滅の刃』の面白さの本質に全9章で迫る!
◆『鬼滅の刃』の謎に迫る9つの「なぜ」
・なぜ炭治郎と禰豆子だけが生き残ったのか <妹の力>
・なぜ禰豆子は竹をくわえ箱に、玉壺は壺に、入るのか <うつぼ>
・なぜ善逸は雷に打たれたのか <雷の説話>
・なぜ伊之助は強いのか <始祖伝承とイノシシの説話>
・なぜ伝令役は鎹鴉なのか? <カラスの説話>
・なぜ胡蝶しのぶと栗花落カナヲは蝶をまとうのか <蝶の説話>
・なぜ宇髄天元の忍獣はネズミなのか <ネズミの説話>
・なぜ禰豆子は鬼になったのか <妹は鬼、鬼の特性>
・なぜ炭治郎は鬼の死を悼むのか <鬼の伝説と判官贔屓>
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