有害な男性のふるまい: 進化で読み解くハラスメントの起源 / デヴィッド・M・バス
有害な男性のふるまい: 進化で読み解くハラスメントの起源
  • 著者:デヴィッド・M・バス
  • 翻訳:加藤 智子
  • 出版社:草思社
  • 装丁:単行本(448ページ)
  • 発売日:2024-07-30
  • ISBN-10:4794227205
  • ISBN-13:978-4794227201
内容紹介:
セクハラ、モラハラ、性的暴力、マッチングアプリでの出会い…なぜ人類のすべてが性的葛藤と闘わなければならないのか。そこには、「男女で異なる性戦略をとってきた」という、生物としての… もっと読む
セクハラ、モラハラ、性的暴力、マッチングアプリでの出会い…
なぜ人類のすべてが性的葛藤と闘わなければならないのか。
そこには、「男女で異なる性戦略をとってきた」という、
生物としての深い進化の歴史が関係していた。

進化生物学の観点から男女の性的対立の根源を明らかにし、
社会科学や家父長制の研究の上に新たな知見を加え、
男女の調和の道を探る、画期的書籍!

◆各界絶賛!◆
「セクシャル・ハラスメントや性的暴力、ごく普通な夫婦間の不幸を、デヴィッド・バスの進化論的レンズなしに理解し減らそうとするのは、細菌理論なしに伝染病を理解し、撲滅しようとするようなものだ」
ジョナサン・ハイト(『社会はなぜ左と右にわかれるのか』)

「性的な攻撃に対する社会的関心は道徳的に大きな進歩であるが、我々の知的文化は、科学、常識、生活経験に反する神話や教義に執着しており、それを理解しようとする試みに躓いている。人間の性的衝突の世界的専門家たるデヴィッド・バスは、魅力的でタイムリーな本書でこれらを整理し、私たちがこれらの弊害を理解し、最小限に抑えるためのよりよい方法を身につける手助けをしてくれる」
スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)

「すべての霊長類が証明しているように、男女の関係性ほど私たちを惹きつける話題はない。そして、デヴィッド・バスはその興味を、経験的な発見に基づく厳密な科学、そして進化論的思考に根ざした科学に変える先駆者として、長きにわたって活躍してきた。本書は、この分野における大きな貢献である」
ロバート・M・サポルスキー(『善と悪の生物学』)

「本書は、世界で広まっている人権問題と言われているものを見事に分析している。権威があり、洞察力に優れ、共感できるバス氏の著書は、#MeToo世代にとって完璧な情報源だ」
リチャード・ランガム(『善と悪のパラドックス』)

ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

この本の書評/解説/選評
ページトップへ