古川ロッパ昭和日記 晩年篇?昭和28年‐昭和35年 / 古川 ロッパ
古川ロッパ昭和日記 晩年篇?昭和28年‐昭和35年
  • 著者:古川 ロッパ
  • 出版社:晶文社
  • 装丁:単行本(975ページ)
  • 発売日:2007-05-01
  • ISBN-10:4794930194
  • ISBN-13:978-4794930194
内容紹介:
税金と結核に苦しむロッパの晩年は無惨だった。とはいえ、日記は年々味わい深ものとなっていく。小川軒の洋食を語り、天国の天丼を絶賛する美味の描写は読んでいるこちら側に手にとるように伝… もっと読む
税金と結核に苦しむロッパの晩年は無惨だった。とはいえ、日記は年々味わい深ものとなっていく。小川軒の洋食を語り、天国の天丼を絶賛する美味の描写は読んでいるこちら側に手にとるように伝わってくる。エノケン、谷崎潤一郎ほか、果てしなく登場する有名人たちの描写も印象深い。大学ノートにのびのびと綴ったロッパならではの筆致が冴え渡る。一刻も早く忘れてしまいたい屈辱を受けても、ロッパにはそれが日記の絶好の題材となった。日記を書くために生きていた―戦後のロッパがここにある。年譜・出演作品リスト、全四巻の人名総索引を巻末に付す。

ALL REVIEWS経由で書籍を購入いただきますと、書評家に書籍購入価格の0.7~5.6%が還元されます。

ページトップへ