木陰の歴史 〔感情の源泉としての樹木〕 / アラン・コルバン
木陰の歴史 〔感情の源泉としての樹木〕
  • 著者:アラン・コルバン
  • 翻訳:小黒 昌文
  • 出版社:藤原書店
  • 装丁:単行本(488ページ)
  • 発売日:2022-11-29
  • ISBN-10:4865783660
  • ISBN-13:978-4865783667
内容紹介:
“樹木”がもたらす激しく多様な感情を縦横に描く、感性の歴史家の新たな金字塔人間は古来、自らと全く異質な時間性を生きる「樹木」という存在に畏怖をおぼえ、圧倒され、多くの感情を掻き立て… もっと読む
“樹木”がもたらす激しく多様な感情を縦横に描く、感性の歴史家の新たな金字塔
人間は古来、自らと全く異質な時間性を生きる「樹木」という存在に畏怖をおぼえ、圧倒され、多くの感情を掻き立てられてきた。
“感性の歴史”の第一人者が、樹木と対話し、交感し、祈り、ときには心身を委ねてきた、古代から現代に至る人間の感情の歴史を、文学・芸術・史料を通じて描き尽くす。

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【目次】
 序
第Ⅰ部 刻む
 第1章 樹木に文字を刻む
 第2章  「過ぎ去りし年月の、年老いた証言者」
 第3章 冥界と天上の渡し守としての樹木
第Ⅱ部 祈る
 第4章 樹木の神聖に結びついた感情
 第5章 樹木――不安から恐怖へ
 第6章 驚異、夢、幻想の樹木
 第7章 樹木の魂
第Ⅲ部 感じる
 第8章 樹木――類似と個別化
 第9章 感覚能力を持った樹木と人間的な共感
 第10章 樹木の道徳性
第Ⅳ部 交わる
 第11章 対話者、腹心の友、助言者としての樹木
 第12章 樹木と記憶想起
 第13章 樹木と性愛の夢想
 第14章 木陰あるいは実践目録
謝辞
訳者あとがき(小黒昌文)
原注/主要人名・作品名索引

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