生まれつき翻訳: 世界文学時代の現代小説 / レベッカ・L・ウォルコウィッツ
生まれつき翻訳: 世界文学時代の現代小説
  • 著者:レベッカ・L・ウォルコウィッツ
  • 翻訳:佐藤 元状,吉田 恭子,田尻 芳樹,秦 邦生
  • 出版社:松籟社
  • 装丁:単行本(456ページ)
  • 発売日:2022-01-21
  • ISBN-10:4879844179
  • ISBN-13:978-4879844170
内容紹介:
文学の翻訳と流通の規模が前代未聞なまでに拡大した今日、多くの小説は当初から翻訳を見越して書かれ、また、翻訳をその内部にあらかじめ組み入れている。クッツェー、イシグロ、村上春樹、キ… もっと読む
文学の翻訳と流通の規模が前代未聞なまでに拡大した今日、多くの小説は当初から翻訳を見越して書かれ、また、翻訳をその内部にあらかじめ組み入れている。
クッツェー、イシグロ、村上春樹、キャリル・フィリップス、デイヴィッド・ミッチェルといった作家たちの「生まれつき翻訳(ボーン・トランスレーテッド)」の作品は文学の生産・流通・受容をとりまくシステムをいかに利用し、取り込み、そして改変していくのか。
翻訳という営みから考究する、画期的な世界文学論。
ラヒリ、多和田葉子、イシグロを論じた日本語版特別寄稿「知らずに書く」を収録。

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