女ともだち / 角田 光代,栗田 有起,唯野 未歩子,川上 弘美,井上 荒野
女ともだち
  • 著者:角田 光代,栗田 有起,唯野 未歩子,川上 弘美,井上 荒野
  • 出版社:小学館
  • 装丁:文庫(173ページ)
  • 発売日:2013-03-06
  • ISBN-10:4094088059
  • ISBN-13:978-4094088052
内容紹介:
人気女性作家5人が競演! 5編の女子小説 女ともだちは、恋人よりも愛おしい。江國香織さんお薦め!〈5人の作家それぞれの、鉛筆のとがらせかたと、その濃淡。女たちの、可憐さと翳り。あ… もっと読む
人気女性作家5人が競演! 5編の女子小説

女ともだちは、恋人よりも愛おしい。

江國香織さんお薦め!
〈5人の作家それぞれの、鉛筆のとがらせかたと、その濃淡。女たちの、可憐さと翳り。あちこちに息づく彼女たちの生にどきりとします。〉

角田光代 『海まであとどれくらい?』――私たち五人は〈のりちゃんの駆け落ちを支援する作戦会議〉のあと五年ぶりに再会した。のりちゃんは新人シナリオ作家になっていたのだけれど‥。

井上荒野 『野江さんと蒟蒻』――恋人と一緒に住んでいるぼくのアパートに、突然やってきた彼女は、まな板の上の蒟蒻を麺棒で叩きつけた!

唯野未歩子 『握られたくて』――30歳を前にしたわたしは恋人募集中だ。女ともだちに紹介された男の子との初めてのデートは、なぜか東京湾での夜釣りだった‥。

栗田有起 『その角を左に曲がって』――ひとみさんは、いつも体のどこかを怪我している。しかも、なぜか体の左側ばかり。

川上弘美『エイコちゃんのしっぽ』――〈短いしっぽがあるんだ、わたし〉と同僚のエイコちゃんは言った。あたしは時々そのしっぽをスカートの上からさわらせてもらう。

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