
作家。1967年神奈川生まれ 1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。
2005年「対岸の彼女」で直木賞。近著に「あなたは私の記憶のなかに」(小学館)など。〈プロフィール写真撮影:三原久明〉
- 著作:
角田 光代の書評/解説/選評
『涙の箱』(評論社)
角田 光代思い描く涙 それが意味することは?二〇二四年、アジア人女性としてはじめてノーベル文学賞を受賞したハン・ガンさんによる、このちいさな物語は、…
書評
『踊りつかれて』(文藝春秋)
角田 光代匿名の猛威、弱さ、他人への想像力不倫報道をきっかけに、SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けたお笑い芸人がみずからいのちを絶つ。それを受け、「枯葉…
書評
『ブレイクショットの軌跡』(早川書房)
角田 光代予測不可能な時代と、そこに差す光ブレイクショットとは、ビリヤードのゲームをはじめる際の、最初のショットのことだという。本書では、四輪駆動車…
書評
『ガチョウの本』(河出書房新社)
角田 光代二人の少女の絶望と孤独、波瀾万丈語り手のアニエスは、結婚を機にアメリカに引っ越してきたフランス人。二十代の彼女はニワトリとガチョウを飼育し…
書評
『じい散歩』(双葉社)
角田 光代日常を包むやさしさ明石新平八十九歳、妻の英子は八十八歳。孝史、建二、雄三の三人息子はみな五十歳前後。都内の一軒家には、孝史と雄三が同居して…
書評
『町の本屋という物語: 定有堂書店の43年』(作品社)
角田 光代心揺さぶられる「体温」がある書店定有堂(ていゆうどう)書店、といっても、知らない人はまったく知らないだろう。私も鳥取を訪れるまでその存在を…
書評
角田 光代の読書日記/コラム/対談・鼎談





















