「一九〇五年」の彼ら 「現代」の発端を生きた十二人の文学者
- 著者:関川 夏央
- 出版社:NHK出版
- 装丁:新書(248ページ)
- 発売日:2012-05-08
- ISBN-10:4140883782
- ISBN-13:978-4140883785
- 内容紹介:
- 日露戦争に勝利した一九〇五年(明治三十八)、日本は国民国家としてのピークを迎えていた。そんな時代を生きた著名文学者十二人の「当時」とその「晩年」には、近代的自我の萌芽や拝金主義の発… もっと読む日露戦争に勝利した一九〇五年(明治三十八)、日本は国民国家としてのピークを迎えていた。そんな時代を生きた著名文学者十二人の「当時」とその「晩年」には、近代的自我の萌芽や拝金主義の発現、海外文化の流入と受容、「表現という生業」の誕生といった現代日本と日本人の「発端」が存在した-。いまを生きる私たちと同じ悩みを持ち、同じ欲望を抱えていた「彼ら」に現代人の祖形を探る、意欲的な試み。
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