内田魯庵山脈――〈失われた日本人〉発掘  / 山口 昌男
内田魯庵山脈――〈失われた日本人〉発掘
  • 著者:山口 昌男
  • 出版社:岩波書店
  • 装丁:文庫(384ページ)
  • 発売日:2010-11-17
  • ISBN-10:4006002459
  • ISBN-13:978-4006002459
内容紹介:
明治から昭和初期にかけて健筆をふるった内田魯庵(一八六八‐一九二九)。彼はドストエフスキーやトルストイをいち早く日本に紹介したことで有名だが、他方趣味や遊びを共にした市井の自由人たち… もっと読む
明治から昭和初期にかけて健筆をふるった内田魯庵(一八六八‐一九二九)。彼はドストエフスキーやトルストイをいち早く日本に紹介したことで有名だが、他方趣味や遊びを共にした市井の自由人たちのネットワークの形成に大きな影響を与えた。本書は魯庵を手がかりに、近代日本の埋もれた知の水脈を発掘する歴史人類学の試みである。上巻では西沢仙湖、林若樹、坪井正五郎、清水晴風ら雑誌『集古』につどった人々が取り上げられる。

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