石原家の兄弟
- 著者:石原 伸晃,石原 良純,石原 宏高,石原 延啓
- 出版社:新潮社
- 装丁:単行本(ソフトカバー)(292ページ)
- 発売日:2025-10-16
- ISBN-10:4103875038
- ISBN-13:978-4103875031
- 内容紹介:
- 父は慎太郎、叔父は裕次郎。華麗なる「昭和の家族」の知られざる日々。「俺はこの宇宙を孤りで過ぎる隕石だ」――作家・政治家として一世を風靡した父。彼を支え家庭を切り盛りした母・典子。… もっと読む父は慎太郎、叔父は裕次郎。華麗なる「昭和の家族」の知られざる日々。
「俺はこの宇宙を孤りで過ぎる隕石だ」――作家・政治家として一世を風靡した父。
彼を支え家庭を切り盛りした母・典子。そして家族同然だった裕次郎。
強烈な家風で知られる「石原家」の日常は涙と笑いに満ちていた。
お正月から大晦日まで、幼少期の出来事から介護、看取り、相続までを
兄弟それぞれの視点から振り返る追憶エッセイ。
<目次>
1 母―典子に寄せて
父の隣で微笑んで(*伸晃)/いつも探していた母の手(*良純)/
石原家の司令塔(*宏高)/遺された俳句と母のまなざし(*延啓)
*以下、兄弟が同上の順で執筆
2 父―慎太郎が逝った日
一家を率いたランナー、去る/「俺は裕次郎のように達観できない」/
最後までマッチョな男で/その繋がりが終わったりなぞする訳がない
3 叔父―裕次郎の思い出
裕次郎叔父と勝新さんと銀座の夜/今も裕次郎を守り続ける〝裕次郎の女房〟/
幻の〝裕次郎の養子〟/「叔父さんのデスマスクを描いてあげてくれ」
4 家
離れと井戸があった逗子・桜山の家/親父が親父のために建てた親父の家/
自分の部屋が持てた田園調布の「兵舎」/心が帰る場所
5 海
叔父と見た夜の虹、父子三人で漂った南洋/「気象予報士になれたのは俺のおかげだ」/
石原家は海で繋がっている/潮気が抜けるから、また海へ行こう
6 お正月
家族行事はいつもあたふた/岡本太郎の鐘が鳴る大晦日の大騒ぎ/
最後の正月の忘れ得ぬ朝焼け/正月の基本は家族一緒に過ごすこと
7 教育
体験重視の慎太郎流/感性の赴くままに/
コツコツ型の自分を認めてくれた父/四角が丸に見えるのならば丸く描け
8 仕事
父の背を見て/就職先は「西部警察」/
慎太郎が信じた生き方を息子は貫けているか?/仕事とは人と関わることから
9 結婚
良純に取り持たれて今や戦友/大雨の結婚式と大揉めの披露宴/
元気だった父母も招いた感謝の銀婚式/結婚しないでいたら小説のネタにされた件
10 介護
父母の人生の第4コーナー/「おい良純。俺は3ヶ月で死ぬってよ」/
父母の介護・看取りで考えた自分の最終章/余命3ヶ月、桜の花は見られないだろう
11 相続
遺言、ほぼ完遂/生きるとはエネルギーを出し続けること/
形見のネクタイがやっと様になった/家族という巡り巡る大きな環
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