公の時代 ―― 官民による巨大プロジェクトが相次ぎ、炎上やポリコレが広がる新時代。社会にアートが拡大するにつれ埋没してゆく「アーティスト」と、その先に消えゆく「個」の居場所を、二人の美術家がラディカルに語り合う。 / 卯城竜太(Chim↑Pom)
公の時代 ―― 官民による巨大プロジェクトが相次ぎ、炎上やポリコレが広がる新時代。社会にアートが拡大するにつれ埋没してゆく「アーティスト」と、その先に消えゆく「個」の居場所を、二人の美術家がラディカルに語り合う。
  • 著者:卯城竜太(Chim↑Pom)
  • 出版社:朝日出版社
  • 装丁:単行本(324ページ)
  • 発売日:2019-09-26
  • ISBN-10:4255011354
  • ISBN-13:978-4255011356
内容紹介:
「アーティスト」が消失した次は、「個」が消える番だ。復興、オリンピック、芸術祭、都市再開発、表現の自由――“ブラックボックス化"した大正の前衛アートを手がかりに、開かれた社会… もっと読む
「アーティスト」が消失した次は、「個」が消える番だ。

復興、オリンピック、芸術祭、都市再開発、表現の自由――
“ブラックボックス化"した大正の前衛アートを手がかりに、
開かれた社会(パブリック)と「個」を探る画期的な公共/芸術論!
津田大介、青木淳、福住廉の三氏も対話に参加。

ウェブ版「美術手帖」での好評連載を全面改訂し、新たな論として更新。
「あいちトリエンナーレ2019」の“公開"検閲・展示中止を受けた対談も急遽追加。

大きなアートフェアや芸術祭に率先して「配置」されるアーティスト、
民営化されて「マジョリティ」しか入れなくなった公園や広場、
「滅私奉公」して作品を社会から閉ざしていく市民のタイムライン……
「みんな」「一般」の名のもとに、トップダウン/ボトムアップ双方から
個人が侵食されていくとき、新しい公共圏と自由をどうつくっていくか?
「個と公」の問題を、アーティストとアートの存在意義をテコにして実践的に考える。

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