『パリの最後の夜』(国書刊行会)

鹿島 茂
ジュルジェットはパリだ、パリの夜そのもの。幻想・神秘・偶然は、この娼婦のファムファタルの圏内でうごめく―『ニック・カーター』を愛読していたスーポーが綴る犯罪小説は、読者を闇の迷宮へと誘う。
『ナジャ』と比べて味わいたい、パリとパリの女の驚異を描いたシュルレアリスム小説。
初訳短篇『オラス・ピルエルの旅』『ニック・カーターの死』を併録。
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