勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突 / 大木 毅
勝敗の構造 第二次大戦を決した用兵思想の激突
  • 著者:大木 毅
  • 出版社:祥伝社
  • 装丁:単行本(272ページ)
  • 発売日:2024-02-01
  • ISBN-10:4396618131
  • ISBN-13:978-4396618131
内容紹介:
第二次世界大戦が終結して以来およそ八十年、戦後すぐに形成され、世界的に横行していた「伝説」や「神話」は、長足の進歩をとげた歴史研究によって打ち砕かれ、あらたな像が描かれつつある… もっと読む
第二次世界大戦が終結して以来およそ八十年、
戦後すぐに形成され、世界的に横行していた「伝説」や「神話」は、
長足の進歩をとげた歴史研究によって打ち砕かれ、あらたな像が描かれつつある。
本書は、そうした成果を取り入れ、主としてヨーロッパ戦線の戦闘を題材として、
ともすれば旧来のイメージにとらわれがちだった日本での認識を刷新せんと試みた。
戦略・作戦・戦術から成る「戦争の諸階層」、「指揮文化」、「戦闘有効性」――用兵思想の概念を用いた議論は、
エル・アラメイン会戦やクルスクの戦い、アルデンヌ攻勢などの大戦闘を縦横無尽に解析し、
戦乱が身近に感じられるようになった現代日本において、軍事の要諦を知るための必携書である。

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