大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか / カーク・ウォレス・ジョンソン
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件―なぜ美しい羽は狙われたのか
  • 著者:カーク・ウォレス・ジョンソン
  • 翻訳:矢野 真千子
  • 出版社:化学同人
  • 装丁:単行本(384ページ)
  • 発売日:2019-08-07
  • ISBN-10:4759820132
  • ISBN-13:978-4759820133
内容紹介:
●本書に寄せられた賛辞「博物館侵入事件,進化論の発見,絶滅の危機に瀕した鳥たち,そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話… もっと読む
●本書に寄せられた賛辞
「博物館侵入事件,進化論の発見,絶滅の危機に瀕した鳥たち,そして毛針作りにとりつかれた者たちが巣くう地下世界――無関係に見える話題を見事にまとめあげた犯罪実話だ」
――マーク・アダムス(『マチュピチュ探検記』著者)

「一見すると地味で埋もれてしまいそうな事件を題材に,つぎからつぎへと繰り出される洞察と驚き.最初から最後まで魅力に満ちた一冊」
――マイケル・フィンケル(『ある世捨て人の物語』著者)

「犯罪そのものだけでなく,文化遺産の重要性について多くのことを教えてくれる」
――エリザベス・マーシャル・トーマス(『犬たちの隠された生活』著者)

「魅了される……この犯罪をめぐって著者が取り上げた何もかもがストーリーテリングの極みだ」
――カーカス

「科学,歴史,犯罪ドキュメンタリー好きの読者にアピールするページターナー」
――パブリッシャーズ・ウィークリー

2009年6月.ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から,約300羽の鳥の標本が消えた.
世にも美しい鳥が行きついた先は,希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった!
この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は,最初は好奇心から,やがては正義感から,事件の調査に乗り出す.
羽毛をめぐる科学史と文化史,毛針愛好家のモラルのなさと違法取引,絶滅危惧種の保護問題,そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と,それを収集・保存する博物館の存在意義.
スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ.

?Amazon.com,BuzzFeed,Forbesなどで,2018年の年間ベストブックに選出!
?2019年アメリカ探偵作家クラブ賞ノンフィクション部門,2019年英国推理作家協会ゴールド・ダガー賞にノミネート!
?『ネイチャー』,『サイエンス』,『ニューヨーク・タイムズ』,『ウォール・ストリート・ジャーナル』などでも絶賛レビュー掲載!

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