文芸誌譚―その「雑」なる風景1910‐1935年
- 著者:紅野 敏郎
- 出版社:雄松堂出版
- 装丁:単行本(727ページ)
- 発売日:2000-01-01
- ISBN-10:4841902694
- ISBN-13:978-4841902693
- 内容紹介:
- 文学作品の生み出されてくる直接の現場-それが作品が活字となってあらわれてくる「雑誌」(あるいは「新聞」)というものであろう。遠くさかのぼれば、作家の根元的なモチーフとか、構想メモとか… もっと読む文学作品の生み出されてくる直接の現場-それが作品が活字となってあらわれてくる「雑誌」(あるいは「新聞」)というものであろう。遠くさかのぼれば、作家の根元的なモチーフとか、構想メモとか、また草稿の類ということになり、さらに作家のしたためた原稿ということになるのだが、まずまっ先に多くの人の眼に触れるのは、「雑誌」からといってよい。「雑誌」には総合雑誌、商業的な文芸雑誌、演劇雑誌、美術雑誌などがあるが、著者はとくに当該作家の出発点、あるいは展開期にあたる同人雑誌の類に注目してきた。
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