スペシャルオンラインサマースクール 鹿島茂「三代の王とヴェルサイユの名花」を100倍楽しむ~【予習編】 ヴェルサイユ宮殿に行こう!!~

  • 2020/08/08
8月15日から3週連続で、日本のどこからでも参加が可能なスペシャルオンラインサマースクール『鹿島茂「三代の王とヴェルサイユの名花」』が開催されます(https://allreviews.jp/news/4777)
いつかはヴェルサイユ宮殿に行きたい方、ヴェルサイユ宮殿に行ったけど広すぎてよくわからなかった方、ヴェルサイユ宮殿が大好きでもう一度行きたい方、「ベルばら」ファンの方……、皆さんにオススメの講座です。
ブルボン王家第三代の王であるルイ十四世が建てた宮殿は、実際行ってみると「広大すぎて」よくわかりません。今回は博覧強記の鹿島茂先生にわかりやすくガイドいただけますが、予備知識があるに越したことはありません。今回、【予習編】として、事前にいくつかの情報をご提供していきます。


予習編「ヴェルサイユに行こう!」

ヴェルサイユってどこにある?

ヴェルサイユ宮殿はパリから25キロ程度。東京‐横浜ぐらいの距離とお考えください。1789年10月、飢えたパリのおかみさんがヴェルサイユまでデモ行進した史実(ヴェルサイユ行進)があることから、もっと短い距離かと思ってたのですが、意外と距離があります。

現在、ヴェルサイユ宮殿にパリへは、SNCF(フランス国鉄)かRER(首都圏高速)で所要時間30分から1時間程度で行くことができます。SNCFの駅から宮殿までは徒歩20分程度、RERの駅からは徒歩10分程度。公式サイトより、一般人の方のブログを読んだほうが行き方がわかりやすい。

https://nicolenaworld.com/versailles-access-price-ticket/
↑ この方のブログは非常によくまとまっています

なお、2020年7月現在、ヴェルサイユ宮殿のチケットはオンラインでしか買うことができないようです。このあたり、刻々と状況が変わっていきますので、出かけられる場合は公式サイトの確認も必須です。

実際に行く場合、時間のない観光客にとって意外とオススメなのがパリからの日帰りツアー。日本語ガイドがつくものもあるので、初めての方が迷わずに行けます。

じっくりヴェルサイユ宮殿を観たいという方は、ヴェルサイユに宿泊するのもいいかも知れません。ヴェルサイユ宮殿、大小トリアノン、庭園をじっくり周ろうとすると1日あっても足りません。また、1泊すると観劇に便利です。


ヴェルサイユ宮殿の楽しみ方


ヴェルサイユ宮殿は月曜休。ハイシーズン(4月から10月)の営業時間は宮殿は9時から18時30分まで、トリアノン宮殿は12時から18時半まで、庭園は7時から20時半までとなっています。気候の良いハイシーズンに行くのがオススメ。

ハイシーズンの火曜日と週末には噴水ショーを行っています。壮大な庭園に上がる噴水は一見の価値あり。

http://en.chateauversailles.fr/news/shows/fountains-shows-and-musical-gardens


夏は庭園でダンスや演劇を上演します。動画は2019年にネプチューンの噴水前で行われたイングリッシュ・ナショナル・バレエの公演の模様。屋外でバレエを見るのは気持ちいい!

https://www.youtube.com/watch?v=Tw9-3lSGcFY

なお、宮殿内の劇場でも公演は行われます。ルイ十四世やマリ=アントワネットと同じ空間で観劇する贅沢な時間を持つことができます。ヴェルサイユゆかりのモリエールの劇もラインナップに入ってます。

http://en.chateauversailles.fr/news/2020-2021-musical-season#shows-at-the-palace


ヴェルサイユ観光の始まりはアルム広場から


ヴェルサイユ宮殿の観光はアルム広場から始まります。入口からは庭園が見えないので、意外と狭く感じます。広場にそびえるのはもちろんルイ十四世の彫像。鹿島先生のヴァーチャル・ヴェルサイユ観光もここから始まる予定です。

それでは皆様、いざヴェルサイユへ!!

Versailles, statue équestre de Louis XIV 01

イベント詳細・参加申し込み

https://allreviews.shop/items/5f0fe53674b4e421cb84dde5


【この記事を書いた人】くるくる(ALL REVIEWS友の会)】
 

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